開業医のお仕事
- 2024年10月2日
- クリニック情報
こんにちは。院長の佐藤悠太です。
寒くなったり暑くなったりとなかなか気候が安定しませんね。
こんな時期は風邪をひきやすいのでお気をつけください。
今日は開業医をテーマに書こうと思います。
開業医といっても実は2種類存在します。
1つが当院のような個人事業主タイプ、もう1つが法人タイプです。
何が違うかというと経営のやり方が異なります。
個人事業主タイプは個人(つまり院長)のお金を使って運営します。
法人タイプは会社のようなもので組織(なんとか法人)のお金を使って運営します。
最初は個人事業主タイプから始めて、法人タイプに移行するのが主流です。
ただし、中にはすでに法人があり、その法人から雇われて院長になる方もいます。
また継承クリニックのように、すでに法人化されたところを引き継ぐ場合もあります。
さて、前置きはこのくらいにして、実際に開業するまでの準備についても書きます。
当院の場合は開業するまでに約1年半かかりました。
その間に、コンサルタントを含めて50名近くの方々にお世話になりました。
厚労省、保健所、不動産業者、税理士、社会保険士、内装業者、備品業者、医師会などです。
また開業後は卸業者にも大変お世話になっております。
これらの方々には現在も引き続きお世話になっており、大変感謝しおります。
また、たまに医師会などから重要なメールや電話を診療中にいただくこともあります。
そういった際は、診療の手を止めてメール確認作業などが発生してしまいます。
このように開業医は医師でもあり経営者でもあります。
さらに、難しい症状の場合は本を調べたり、同僚の医師に相談をしたりもしています。
表向きはただの医師ですが、その間に実は複数のタスクをこなしながら診療しています。
なるべく予約時間の調整して、患者さんの待ち時間を短くなるように日々工夫しております。
また当院診察券をお持ちの患者さんには、LINE登録いただくと予約時間のご案内などが届きます。
私自身も決して患者さんをお待たせしようとは思っておりません。
しかし、日々こういった事情があることもご理解ご協力をいただけますと幸いです。