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熱中症を予防しましょう その1|あると内科クリニック|鷺沼の内科/糖尿病内科/内分泌内科

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医療コラム

熱中症を予防しましょう その1|あると内科クリニック|鷺沼の内科/糖尿病内科/内分泌内科

熱中症を予防しましょう その1

こんにちは、看護師の山下です。

 

7月なのに8月みたいな暑さで毎日疲れますよね。こんな暑い日は、冷房の効いた室内にいても気をつけたいのが「熱中症」です。特に糖尿病の方は、血糖の変動によって体内の水分バランスが崩れやすく、重症化もしやすいので要注意です。室内にいるからと水分摂取を怠ると、室内でも熱中症になります。そこで今回は、看護師山下流の無理せず・楽しく・安心して取り入れられる熱中症対策をお届けします。

 

 

1. 「ただの水分補給」じゃ足りない!?

糖尿病の方は、喉の渇きを感じにくくなることがあります。また、高血糖になると尿の回数が増えて、体の中の水分が尿に奪われます。そうすると、体内のお水が減ってしまってカラカラに。そこで “ちょこちょこ飲み”がおすすめです!起きたらコップ1杯、移動の前にひと口、汗をかいたらプラス1杯。1回にゴクゴク飲むより、のどが渇く前に少しずつをこまめにが◎です。

 

ではどのような飲み物がよいのでしょうか?

 

糖尿病の方はスポーツドリンクには注意が必要です。スポーツドリンクには水分の吸収を高めるために糖分が入っています。甘い飲み物は血糖値がぐんと上がることもあるので、ノンカロリーの経口補水液や麦茶・ルイボスティーがオススメです。

 

ただし、運動後などで汗をたくさんかいたときや脱水症状の水分補給にはOS‐1がおススメです。糖分が含まれていると心配される方もいるかもしれません。しかし、ご安心を。OS-1に含まれているブドウ糖と電解質が、水分と電解質の細胞への吸収を助けてくれます。ただし、OS-1はあくまでも脱水症状を改善するためのものです。日常的な水分補給には適していません。過剰な摂取は避けましょう。また、腎臓の機能が悪い方など、OS-1が必ずしも適さない方もいらっしゃいます。通院中の方は、必ずかかりつけの先生にご相談してから実践されてくださいね。

 

ここで、管理栄養士の小島 瞳 先生からのアドバイス。OS-1が手元にない時の対処法です。

 

 

ちなみに、アイスコーヒーや紅茶、ビールは利尿作用が強いので効果的な水分補給にはなりません。コーヒーやビールを飲んだ時は同じくらい麦茶なども摂ってくださいね٩( ”ω” )و

 

2. 暑さ対策グッズで体温調整を

汗がこもると体から熱が逃げれずに体温がどんどん上昇します。そんなときは、吸湿速乾素材×UVカットが味方になります!

 

 

最近は、見た目もオシャレで機能性バッチリな接触冷感のアームカバーや帽子がたくさん登場しています。また、冷却効果を感じられるスプレーや日傘も活用してくださいね。涼しく見えるカラー(白・ベージュ・淡いブルー)で気分もアップできます♪

 

今年、院長も日傘デビューしました `)コソ ← 院長

 

熱中症は、ちょっとした気配りと自己管理で、しっかり予防できます。糖尿病があっても、正しく対策すれば、笑顔で夏を楽しめます。体と心をいたわりながら、花火を見上げて「今年の夏も最高だった!」と言えるように、一緒にワクワクと乗り切っていきましょうね。←山下流(笑)

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